fc2ブログ

便乗して帰ってきてみたものの。

一月ばかり寂しく、ひとりぼっちだったオサムです。
彼岸の片隅で膝抱えてたオサムです。
覚えていてくれてた嬉しさで、踊り出しそうなオサムです。



うきうきステップを踏んでいたら、黒髪のシュッとしたお兄さんに、躍りを教えてもらいましたよ。
あれあ難しいね。重心を逆足にかけながら、後ろ向きであるくダンス。
しかし、彼の躍りには魂があったよ。
「フォー!!」と叫びながら去っていったが最近の流行りはあんなのだろうか。
謎だなぁ。

やあやあ。どうも。お盆に便乗して帰ってきました。
どちらかと言えばクリスチャンなのだが。えへへ。

やはり八月になると、戦争の話題からは避けられないようだね。

65年経っても、忘れられないものだなぁ…。
忘却と謂う資質は、神が人間にくれた恩寵だとぼくは思うのだが。
別に戦争を正当化するわけぢゃない。
戦争の罪も許されるわけでもない。
とくに爆弾ひとつで、何十万もの命を奪い去ることは、どんな理由があろうと認められるもんぢゃない。
しかし、いつまでも加害者や被害者だと凝り固まることは、誰も幸せにはならないのではないのかな。
あのときの僕らは、確かに加害者でもあったのだから。

気づいていないだけで、僕の幸せは君の不幸せでできているかもしれないのだから。

65年の時間は、事件でも歴史でもない緊張した距離感を、君たちに強いているのかもしれないね。


その距離感こそが、僕の作品を65年後の意味のような気もするのだよ。

みっちーが間違った方のおさむ君の「火の鳥」のように、時代時代で新たな命が吹き込まれるのは、
作品が生まれ変わるようで嬉しいのだよ。
また百年後に上演されるのもまた楽しみのひとつさ。


付け加えておくが、リンゴは僕らのときも津軽名物だ。
帰郷の際に「リンゴ酒が懐かしい」なんて言ったばかりに、わざわざビールや日本酒の代わりに、リンゴ酒を用意してくれたのには閉口したよ。
やはり夏の夜にはビールで火照りを冷まして、ロックのウイスキィグラスを傾けるのがよいな。

ぢゃあ、お盆に便乗して一杯ひっかけに行ってくるよ。

ではまた近いうちに。
少しのさよならを。
スポンサーサイト





2010/08/13 | 21:33
未分類コメント:0トラックバック:0
コメント
コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事にトラックバッ クする(FC2ブログユーザー)


Copyright © 101年目の太宰治 ~シュウジくんとミッチーとオサムくん~ All Rights Reserved. Powered By FC2. 
Template Desingned by ちょwwwのけものオンライン?